tl;dr
なんでも草化できるWebサービスPixelaの利用についてつぶやいたところ,作者のa-knowさんから下記ツイートをいただきました!
うおお……これはまた新しい活躍方法…!!ぜひブログなどにしていただきたいっ! https://t.co/Cz5zrPVG0Q
— a-know (@a_know) 2018年12月1日
正直なところ技術的なポイントは何もないのですが,せっかくなのでPixelaの利用事例として記事化してみました.やったことは以下だけです.
- PixelaのWebhookとIFTTTのInstapaper連携を用いることで下記を実現し,“あとで読む"を可視化
- Instapaperに新たに記事が追加されたら,DecrementのWebhookを叩きpixelを茶色化
- Instapaperに保存した記事が(読み終わって)アーカイブされたら,IncrementのWebhookを叩きpixelを緑化
動機:溜まっていく一方の"あとで読む”
- 気になった記事があると,あとでちゃんと読もうとInstapaperやはてブなどのサービスに記事を放り込んでおくのはよくあるかなと
- しかしこの"あとで読む"は,積読や積みゲーよろしく溜まっていく一方になりがち
- これに対し,下記の点を可視化できれば溜め込まないモチベになるかも?
- どれくらい記事をあとで読むつもりで放り込んでいるか (溜め込み度合い)
- どれくらいあとで読むことにした記事を読んでいるか (消化度合い)
解決(?):Pixelaでの可視化
以下のIFTTT Appletを作成し,“あとで読む"記事の数を可視化
- Instapaper (If New item saved) -> Webhooks (then Make a web request)
- Instapaper部分は,事前にアカウント連携しておき,既存のアクションを選択するのみ
- Webhooksでは,PixelaのDecrement Webhookを実行
- 記事が増えるのはネガティブ方向なのでDecrement = 茶色化
- Instapaper (If New archived item) -> Webhooks (then Make a web request)
- Instapaper部分は,事前にアカウント連携しておき,既存のアクションを選択するのみ
- Webhooksでは,PixelaのIncrement Webhookを実行
- 記事が減るのはポジティブ方向なのでIncrement = 緑化
Webhooksの部分の詳細
- Pixela API Documentを参考に,Increment/DecrementのWebhookを作っておく
- IFTTT上では,“that"側で"Webhooks"を選択し,下記パラメタを設定
- URL:
https://pixe.la/v1/users/<your-user-id>/webhooks/<your-webhook-hash>
- Method:
POST
- ContentType:
application/json
- Body: blankでOK
- URL:
お試し中:記事数の累計値の草化
- Pixela自体は日々の数値を記録するものだが,前日の数値を引き継げば累計値の可視化も可能ではと思い立つ (もはや草で可視化しなくてもいいのですが)
- そこで,1日1回,前日の数値を当日に記録する処理をサーバーレスで実装
- AWS Lambda関数の実装:cumulated-pixela
- あとは記事が追加されたらIncrement,アーカイブされたらDecrementするようIFTTT Appletを設定
- 現在お試し運用中,下記のようなイメージに→グラフから草を消すという逆モチベに